Drama

女王の教室

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※当記事には作品のネタバレが含まれますのでご注意下さい。
またこの先、駄文が続いております。
貴重なお時間を無駄にされてもいいという方だけお読み下さい。

女王の教室(wiki)
放送年 2005年
平均視聴率 17.3%
出演者 天海祐希/志田未来/福田麻由子/羽田美智子/夏帆/泉谷しげる/原沙知絵/内藤剛志/尾美としのり/半海一晃

『女王の教室』(じょおうのきょうしつ)は、2005年7月2日より9月17日まで毎週土曜日21:00 – 21:54[1]に、日本テレビ系列の「土曜ドラマ」枠で放送されていた日本のテレビドラマ。主演は天海祐希。

wikipediaより引用)

(注意)このドラマはネタバレがわかると面白さが半減します。まだ見たことがない方に当記事は絶対にオススメしませんのでご注意下さい。
まあ、あらすじが分かっていても面白いドラマではあるのですが。

この物語は 
悪魔のような鬼教師に
小学6年生の子供たちが戦いを挑んだ
一年間の記録

私はこのオープニングコピーの内容を素直に信じ込んでいました。
(正確に言うと思い込んでいました。)
確かにこのコピー、何も嘘はついていないんですよね。

ただ、
本当に悪魔教師のリアルないじめに生徒が立ち向かっていく話だと、
視聴者に思い込ませるようなつくりになってるんです。
勘がよければ早い段階で気づくと思うのですが、
いかんせん私は鈍感なもので…。
後半はさすがに、これは生徒たちのためにワザとやっているんだと気づきましたが。

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簡単に言うと、このドラマは
鬼教師こと真矢(阿久津先生)
ワザと自分が憎まれ役や壁になり
生徒たちにそれを乗り越えさせようとする話です。

たとえば、
財布泥棒事件では強引に犯人探しをさせることにより
クラスを険悪なムードにします。
それはもうクラス中に浅ましいエゴがうずまき混乱を極めました。
そんな中、
主人公の和美は友達に裏切られて
財布泥棒の濡れ衣を着せられたおかげで、
クラス中からいじめを受けボロボロな状態に。

しかし、どん底の状態に追いやられても和美は

「先生、私もう逃げませんから。」

めげずに真矢が作った壁に立ち向かい、
不屈の精神で立ち上がります。

そんな和美に周囲も影響をうけ、
クラスの中に人を思う気持ちや自主性が育ちます。

そして、子供達は壁を乗り越える強い力を身に着けていくというストーリー。

目を閉じても問題は消えてなくならないわよ。
目を開けたときに事態はもっと悪くなっているだけ。
普段は個人の自由だなんて言って権利を主張するくせに
いざとなったら人権侵害だと大人に守ってもらおうとして、
要するにいつまでたっても子供でいたいだけなのよ。
悔しかったら自分の人生くらい自分で責任を持ちなさい。

現実には、
真矢(阿久津先生)と同じやり方をしたら問題になるでしょうし、
我慢強くついてきてくれる生徒や、
人生の全てを捧げるような先生も、そうそういないでしょう。

しかし、
このドラマが放送された時期を考えると、
過渡期だった「ゆとり教育」への反立的な面もあり、
その部分を大げさに強調した結果、
このようなドラマになったのではないかと、
おっさんは推測しております。

また、クラスは大人社会の縮図そのもので
子供向けのドラマだとは思えない、
大人向けのメッセージもありました。

そんなメッセージ色の濃いドラマでしたが、
最終回の、先生を偲んで生徒が歌う
「仰げばと落とし」には理屈抜きで
ただただ感動させられます。

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そして話は、続編であるSP(スペシャル)に続きます。
というか、時間軸は過去へと遡るのですが。

その過去を描いた物語は、
すでにドラマが始まる前から続編の事を考えていたかのように、
構成が本当に良く出来ています。
演出もストーリー展開もとにかく全てが素晴らしくて
視聴率が良かったのでSPを作ったという風には感じられません。

続編の中での真矢(阿久津先生)は、
まるで「しおりちゃん」(原沙知絵)そのものでした。

若かりし頃の真矢も、「しおりちゃん」と同じように結婚に悩み、
教師の仕事は挫折してしまいますが、幸せな家庭を築きます。

しかし、そのまま幸せになってしまっては話が終わってしまいます。

そこから衝撃的な転落があり、
本編へと続く“悪魔のような鬼教師”「真矢」が作り上げられていくことになるのです。

いい加減目覚めなさい
みんなのためとか言って
所詮、周囲に自分の考え方を押し付けてるだけじゃない、あなたは。
自分だけが正しいと勘違いするのはやめなさい。
人に無理にわかってもらおうと思うのもやめなさい。
そんなことをしていたら、結局自分の周りには誰もいなくなって、
一人ぼっちになるだけよ。

そんな本編での真矢のセリフの背景には、過去の出来事があったんだと思わず納得しました。

SPラストの「鬼教師」誕生のシーンはまるでダースベイダーが誕生するときのようでしたね。
個人的にはスターウォーズにも匹敵するドラマだと思っております。

私たちの周りには美しいものがいっぱい溢れているの
夜空には無数の星が輝いているし
直ぐ側には小さな蝶が懸命に飛んでるかもしれない。
街に出れば初めて耳にするような音楽が流れていたり。
素敵な人に出会えるかも知れない。
普段何気なく見ている景色の中にも
時の移り変わりではっと驚くようなことがいっぱいあるんです。
そういう大切なものをしっかり目を開いて見なさい。
耳を澄まして聞きなさい。
全身で感じなさい。
それが生きているっていうことです。
今はまだ具体的な目標がないのならとにかく勉強しなさい。
12歳の今しかできないことを一生懸命やりなさい。
そして、中学へ行きなさい。
中学に行っても高校に行っても今しかできないことはいっぱいあるんです。
それをちゃんとやらずに将来のことばかり気にすることはやめなさい。
そんなことばかりしているといつまでたってもなんにも気付いたりしません。

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