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殿、利息でござる!

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※当記事には作品のネタバレが含まれますのでご注意下さい。
またこの先、駄文が続いております。
貴重なお時間を無駄にされてもいいという方だけお読み下さい。

殿、利息でござる!(wiki)
上映年 2016年
原作 磯田道史
出演者 阿部サダヲ/瑛太/妻夫木聡/竹内結子/山崎努/寺脇康文/千葉雄大/きたろう/西村雅彦/羽生結弦/松田龍平/堀部圭亮/草笛光子

『殿、利息でござる!』(との りそくでござる)は、2016年5月14日に公開された日本映画。松竹・東日本放送共同製作。東日本放送開局40周年記念作品。主演は阿部サダヲ。キャッチコピーは『ゼニと頭は、使いよう。』

wikipediaより引用)

「そうだったのか・・・、
言ってくれればよかったのに・・・」

そんな言葉が思わず頭によぎってしまう映画、

「殿、利息でござる!」

この映画、あり得ないほど美談なのですが、
どうも実際にあったことらしいのです。

個性が何よりも大事だと教えられ
自分の事ばかり考えるようになった
現代日本人からは信じられないような話です。

物語の舞台は仙台藩「吉岡宿」
諸事情により困窮を極めた吉岡宿ですが、
住民みんなから集めたお金をお殿様に貸し、
その利息で吉岡宿の困窮を解決しようと奔走します。

殿様に銭を貸し、利息をいただく。

最初は、発案者や吉岡宿の偉い人など
集まったメンバーだけで身銭をきって
出資しようとしますが、
中町が出すなら下町も
下町も出すなら上町もと
その輪は吉岡宿全体に広がっていきます。
(お金を持っているものが、村の為を思って身銭をきる。
これぞ富の再分配の鏡ですね。)

そんな中、ケチで守銭奴だと思われてた人が
実はそうではなかったという事実が次第に明らかになっていきます。

ネタバレですが例えば、
借金の取り立てで血も涙もないと思われていた人物が、
実は逆に貧しい人にお金を施していたとか、
その金貸しは長男に家を継がせず養子に出すのですが、
養子に出した理由が実は・・・だった、とか
もう本当に泣ける話をこれでもかと放り込んできます。
泣ける話の宝石箱や〜(by 彦●呂)

決して恩に着せず、 報いを求めることなく 行うべきことを行いたもうなり

そして吉岡宿の出資者達は
何度も何度も苦難に遭いながら、
一丸となって、吉岡宿みんなで一生懸命お金を集めます。

本当にみんながみんな、いい人過ぎて・・・
これが実話だというのだから
性善説を信じて騙される日本人が納得できます。

唯一、この話の中で萱場杢(松田龍平)が悪役として登場しますが、
これも最後に穀田屋の言葉に理解を示すシーンがあります。

人をつかい人を苦しむることにあらず。
馬に乗りて馬の背を苦しむることにあらず。
籠に乗りて人の肩を苦しむることにあらず。
人は人を苦しめてはならぬ。という教えです。

穀田屋が萱場に命をかけて返した言葉です。
この言葉は私の心に深く深く刺さりましたし、
現代社会の問題に照らし合わせると
本当に色々と考えさせられます。

本作品を見て、おっさんはもう涙が止まりませんでしたが
多分、日本人はこんな話が大好きなんだと思います。

この先人たちの思いは現代の日本にも受け継がれ、
そして、これから先もずっとずっと受け継がれていって欲しい。

最後のお店のシーンを、そんな思いで見ていました。

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